繊研新聞に弊社商品が紹介されました。

2021.8.23

繊研新聞に弊社商品が紹介されました。本文記事は以下です。

紙製トルソー開発
マネキン・ディスプレーの彩 ユニオンは、環境負荷を低減する紙製のトルソーを開発した。 抽象タイプの「カラーズ」の ”エコライン”として打ち出す。 10月にはマネキンも発表する予定で販売を本格化する。 トルソー、マネキンは軽さと 強度を両立するため一般的にはFRP(繊維強化プラスチッ クを使う。繰り返し使用するレンタルによる提供の背景となっているが、リサイクルが困難で最終処理が課題になっている素材であることから、業界では環境保全の視点でFRPに代わる素材を探る動きを強めていた。そうした中で彩ユニオンは1年ほどかけて紙によるトルソー、マネキンの作成を具体化した。
だるまなど張り子作りの技法、羽二重張りを用い、20枚近くの紙を張って成形することで欠点とされていた強度や表面の凹凸の問題を解決、トルソーで動かせる頭部、腕部も含めて紙製にすることに成功した。
細かなポージングが可能で、バッグが持てるように金具も入る。台も含めて石油由来素材ではなく紙、木材、スチールでできていることから、使用後は分解してリサイクルに回せる。
10月21、22日に都内で開催を予定している展示会では紙製のトルソーに加えて全身のマネキンを出品することにしている。
実用品としては日本初になるという。 レンタルではなく販売することになるが、ベトナムの協力工場を活用することで、従来 品を大きくは上回らない価格設定になる見通し。

繊研新聞2021年8月13日
繊研プラス

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