イベントプランニングや展示ディスプレイなど目的に合わせて空間をデザイン・プロデュースする彩(よみ:サイ)ユニオン(本社:京都市中京区、代表取締役社⾧:大久保 憲志)は、当社が国内総代理店を務めるスイス製簡易組み立てテント「PRO-TENT(プロテント)」を利用し、災害時にさまざまな用途で利用可能な災害用テントの販売を3月9日(火)に開始しました。
本商品では、コンパクト収納・簡単組み立て・レイアウト自在というその特徴を活かし、仮設トイレや救護室など迅速な設置が求められる空間や、更衣室や授乳室などプライバシー確保が求められる空間など、災害時に多目的な用途で用いることができます。被災者が⾧期滞在する避難所や、交通機関の麻痺により大人数の待機が懸念される大型施設や駅などのターミナル、多くの従業員を抱える事業所での活用により、災害時の避難所生活者・帰宅困難者の負担軽減を目指します。
災害時を想定した簡易トイレや救護室としての利用例
幕やアクリルパネルなどの間仕切りを設置し、1 つのテント内に複数の空間をつくることができます
●災害時、搬入・設置を待たず、迅速に設置が可能 例、仮設トイレ、救護室
災害時、避難所での課題の1つが仮設トイレの整備とその環境です。「名古屋大学エコトピア科学研究所 岡山朋子(協力:日本トイレ研究所)」が行った調査では、東日本大震災で被災した29の自治体のうち、仮設トイレが避難所に生き渡るまでに4日以上の時間を要した自治体が7割弱にも上ります。トイレの使用を敬遠し水分摂取を控えがちになることで、体調不良やエコノミー症候群を引き起こす等の被災者の二次被害を招く可能性もあり、災害時には迅速なトイレ環境の整備救護室、仮設トイレ、更衣室、授乳室などコンパクト収納・簡単組み立てで多目的利用が可能避難所や大型施設で備える“災害用テント”をリリースが望まれます。
本商品はコンパクトな収納から、防災備品として備えることができ、災害時に外部からの搬入や設置の時間を待つ必要がありません。組み立ても短時間・少人数で可能なことから、仮設トイレや救護室などの迅速な設置が必要なケースで利用可能です。また、間仕切りの使用により、1 つのテント内に複数のトイレも設置可能になり、避難所でのトイレ不足も解消します。
●用途に応じた活用で避難所のプライバシーの確保にも 例、更衣室、授乳室等
避難所で⾧期滞在を余儀なくされる場合、プライバシーの確保も重要な課題ですが、人命救助が最優先されるような状況において、更衣室や授乳室などプライバシーを確保すべき空間づくりが困難なケースもあります。
本商品は、特別な工具も不要で女性でも少人数・短時間で簡単に組み立てが可能です。それぞれの状況に応じてプライバシーの保たれた空間を確保することで、避難所での生活のストレス軽減を目指します。
●2分で組み立て可能!コンパクト収納で保管・移動も容易なため、防災備品の1つとして
コンパクトに収納でき専用キャリーケースで持ち運びも容易なことから、必要なタイミングに必要な場所(屋内外を問わず)ですぐに利用できます。組み立てには特別な工具も必要なく、少人数・短時間で設置が可能です。以下、URL でテントの組み立ての様子をご紹介しています。
「1人で2 分で組み立てできる!プロテントの立て方」
https://youtu.be/c3BwziTku-w
●「災害用テント」の活用を推奨するシーン
・工場など多くの従業員を抱える事業所
災害時、交通網の乱れにより、従業員の帰宅が困難となるケースも想定されます。工場など多くの従業員を抱える事業所では、停電・断水などの被害があればトイレの不足も問題になることが予想されます。
・大型商業施設や駅やバスセンターなどの交通拠点
大型施設や駅などの交通拠点で多くの利用者が足止めされ、待機する可能性があります。同テントは高さ調節も可能なことから、屋内外を問わずに設置でき、救護室や避難所・待機所として利用できます。
・大型マンションや自治会
タワーマンションなどの大型マンションで断水や停電によりトイレの使用ができなくなった際の仮設トイレスペースとしても利用できます。平日の日中など仕事で不在の人が多い時間に必要になった場合も、女性数人で簡単に設置が可能です。
●PRO-TENT(プロテント)商品概要
世界各国で活用されるスイス製簡易組み立てテントで、スポーツ施設や商業施設でのイベントのブースの他、災害時の救護室、インフルエンザ予防接種会場など国内の医療現場でも広く活用されています。
複数のテントを専用コネクターで接続することで、空間を簡単に拡張するなど、用途にあわせたレイアウトが実現可能です。