商業施設新聞に弊社商品が紹介されました。本文記事は以下です。
内装調和の飛沫防止板
彩ユニオン 店舗デザインに適合
(株)彩ユニオンは、店舗内装に調和したデザインの飛沫防止対策用パーテーションを制作・施工した。東京・日本橋エリアの「コレド室町」の飲食店3店舗で設置している。新型コロナウイルス感染防止策として、9月17日に納入したもので、政府のガイドラインを遵守した座席配置をしながら、来店客がストレスを覚えずに店内でのひと時を楽しめるように開発した。ラグジュアリーかつ機能的なデザインを採用している。フレームやルーバーは、清掃やメンテナンスのしやすさを考慮し、アクリル面に印刷した柄を施した。万が一、破損した際にも交換が可能な設計となっている。
「四川飯店 日本橋」(コレド室町1内)では、店内のデザインから、パーテーションに適したモチーフを抽出して、格子状のデザインを飛沫防止板に採用した。格子の幅は1対1.6という、人が最も美しいと感じる黄金比を用いて設定した。
「CRAFTROCK BREWPUB & LIVE」(コレド室町テラス内)では、店のファサードデザインをパーテーションに反映させ、店舗環境に溶け込むことを意識。カウンター部は、隣席との距離が近いため、窓枠をイメージしたアクリル板で仕切ることで、個室のようなプライベート空間を演出している。
「大金星」(コレド室町テラス内)は、親しみやすい居酒屋というイメージから生じる「和」「親しみやすさ」をキーワードとし、空間との適合や従来の店舗備品(提灯や暖簾、手書きの木札のメニューなど)と融合するデザインとして縦格子を採用した。
いずれの店舗でも、「店舗デザインや雰囲気に適合した飛沫防止板を作成してもらうことができた。コロナ禍ではあるが、来店客数も徐々に戻り始めている」と話している。
彩ユニオンは、空間プロデュースの知見や経験を生かし、飲食店ならではの清潔感を重視した上で、環境に溶け込むようなデザインと、レイアウトや導線を考慮した空間づくりを提案してる。「今後は飛沫対策も店舗内装の一部だと考えたトータルデザインを施すことが重要になる」としている。
産業タイムズ 商業施設新聞
「商業施設新聞2020年11月24日号」