3月24日の「マネキンの日」を前に
当社所属のおじさんマネキン「おじマネ」も参加
イベントプランニングや展示ディスプレイなどの空間をデザイン・プロデュースする株式会社 彩(さい)ユニオン(本社:京都市中京区、代表取締役社長:大久保 憲志 以下、当社)は、2022年3月18日から22日の5日間、二子玉川駅駅前で開催された「第28回キネコ国際映画祭」に特別協力として会場の空間づくりに参加しました。
空間づくりでは、レッドカーペットゲートのデザインと施工、店舗やマルシェ等でご使用いただけるスイス製のテント、子供たちが見て楽しめるカラフルでポップなイタリア製のサスティナブルなイスの設置など、キネコ国際映画祭の雰囲気をそのままに、また新しい空間作りのご提案としてご来場の皆様に楽しんで頂けるようにコーディネートしました。
また、キネコ国際映画祭が開催された2日後の3月24日は「マネキンの日」ということから、今回のキネコ国際映画祭の会場に当社で活躍する2体のおじさんマネキン“おじマネ”も参加しています。
「キネコ国際映画祭」とは、日本最大級の子どものための国際映画祭です。
また、日本で唯一子供と映画をつなぐCIFEJ(国際子ども映画連盟)とECFA(ヨーロッパ子ども映画協会)という、2つの国際団体に加盟し、世界中の映画製作者と交流を持ち、国内外の子ども映画の普及や映画を通じて日本の文化や伝統の発信をしています。
「キネコ国際映画祭」には、例年、各国から映画関係者やアーティスト、子どもたちが来日していますが、近年はコロナ禍の為に叶っておりません。
今年も海外からのゲストはお迎え出来ませんが、十分にコロナ対策をする中、開催することになりました。
当社は、映画祭がここまで大きな規模のイベントになるまでの道のりや、開催者様の思い入れへの共感はもちろんのこと、また映画祭が子どもたちに与える影響などを伺い、ぜひ何か協力できないかと思い、小さなことからではありますが参加させていただくことになりました。「おじさんマネキン」も、キネコ国際映画祭での定番作品となる「テディとアニー」が双子のように仲良くなっていくことから、双子の「おじさんマネキン」で少しでも映画祭を盛り上げることができればと考え参加を決定しました。
以前は小さな動物園や乗り物などもあった二子玉川ですが、「豊かさ」と「楽しさ」をキーワードに「街を楽しくする」ことが再開発では意識されています。当映画祭のコンセプトに合致したぴったりな可能性に溢れた、未来に繋がる場所での開催となります。 (一部キネコ国際映画祭発行タブロイドより引用)
左:おじマネの彩ユニオ(兄)
右:おじマネのキョウト(弟)
日本で子供向けの国際映画祭が開催されるきっかけとなったのは、「ドイツ・ベルリンに大きな子ども国際映画祭があるよ。“日本にもあったらいいのに・・・”」と言われた一言だった、とフェスティバル・ディレクターの田平氏。
初めて訪れたベルリン国際子ども映画祭「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」での感動は今でも思い出深いと言われます。スポットライトに輝く美しいレッドカーペット、1000名以上の客席が超満員になる会場、ワークショップに参加するために長蛇の列に並ぶも会話が弾む親子の姿。子ども国際映画祭の神髄を感じたそうです。
「子ども」と「映画」。 幼い頃から、たくさんの映画を観て、どんな困難なことが起きても頑張れる映画との出会いを映画祭が提供できることを願ってプログラムを作り上げているそうです。田平氏は「 大きな可能性を秘めている映画祭を創り続ければ、争いも起きない平和な未来がやってくる。キネコ国際映画祭がこれからも子どもたちの人生の指針となるよう、進化し続けていきます。」とコメントされています。
日本での開催へのきっかけとなる、ベルリン国際映画祭での子供たちのきらびやかな笑顔の元となったレッドカーペット。そんな環境作りに今回参加させて頂ける喜びは言葉にしきれません。
当社はレッドカーペットゲートデザインと施行、様々な店舗やマルシェ等でご使用頂けるスイス製のテントのご提供や、子供たちが見て楽しめるカラフルでポップなイタリア製のサスティナブルなイスなどの設置をしています。キネコ国際映画祭の雰囲気をそのままに、また新しいご提案としてご来場頂く皆様に楽しんで頂けることを願っています。
◆3月24日は「マネキンの日」
キネコ国際映画祭での定番作品となる「テディとアニー」。
ゴミ箱に捨てられた人形たち(テディ&アニー)が新たな主人を求めて旅に出る心暖まる感動のアニメ。別の家のぬいぐるみだった人形たち。捨てられた悲しみから最初は気持ちもバラバラだった心が、いつしか双子のように寄り添うように。(ユニセフの子供向映像大賞受賞)
この「テディとアニー」作品にちなんで、子供にも大人にも愛される、当社キャラクターでもある双子の兄弟マネキン、オランダ製の愛くるしい”おじさんマネキン”も、兄弟揃って参加しました。
出没場所はiTSCOM STUDIO&HALL二子玉川ライズ前。
3月24日はマネキンの日でもあり、映画祭のキャラクター”キネコ”と共に、フォトスポットとして盛り上げました。
彩ユニオ(兄)・キョウト(弟)
日本にわずか4体、オランダ生まれの“おじさんマネキン”
以前には百貨店での展示が話題になったことも
この“おじさんマネキン”は、オランダのマネキンメーカー・ハンスブート社(Hansboodt)の製造によるものです。顔立ちこそ西洋風なものの、メタボ気味な体系や刻まれたほうれい線、短めの足、やや寂しい頭部など、中年男性の「リアル」を再現。2013年には大型百貨店の大丸京都店にて父の日プレゼントのディスプレイに展示され、多くのメディアやSNSで注目を集めました。
日本にわずか4体しかない“おじさんマネキン”は全て、ハンスブート社のグローバルパートナーである当社が管理しています。社外にも社員にもファンの多い“おじさんマネキン”をもっと多くの人に知っていただくために、当社オフィシャルアカウントのSNSにも登場しています。彩ユニオ、キョウトの2体の“おじさんマネキン”は、当社に勤務する52歳の双子のおじさんという設定です。
まもなく創業90年を迎える当社は、和装マネキンからスタートした会社です。
マネキンの前進となる、お雛様などを作成する人形師が当時の娯楽であった歌舞伎の役者のメイクからヒントを得て頭(かしら)と呼ばれるマネキンの頭の部分が出来ました。
2名の有名な人形師により二つとして同じものはない、”頭(かしら)”は作品として扱われ、大正時代から現代まで当社に400点ほど保管しております。
また体の部分は今でいう”サスティナブル”。土、粘土、藁などで作成され、100%天然素材でできております。時代と共にFRP製品に変わったマネキンですが、原点回帰として創業当時のノウハウに現代の技術を駆使し、日本の伝統工芸でもある張子の技術を研究し直し、昨年業界初となる紙マネキンを完成させました。
歴史的に貴重な原型(オリジナル)は、現在東京支店内ショールームにて一般公開中です。(要予約)
■キネコ国際映画祭の見どころ■
日本では観る機会の少ない、各国作品の色づかいや音楽のテンポ、様々な社会的背景や文化・習慣が感じられます。作品を通じて親子で知り、楽しめます。
セリフのないわずか10分の作品に込められたメッセージを親子で話してみるのも、
映画を通して子供たちの普段では思いつかない発想を発見するかもしれません。
<キネコ国際映画祭、担当者のコメント>
「“映画”との出会いにより、人生において大きな影響を受けた大人の方も数多くいると思います。子どもの頃に映画を観ることは、娯楽としての魅力は勿論ですが、映画を観ることによってその作品の世界観から発せられる、メッセージや人生観を学び、成長する過程で必要となる、感性を膨らませてくれることでしょう。」
■各エリアのアクティビティー■
◇二子玉川ライズ中央広場 〈キネコマルシェ〉
ワークショップや親子体験の場、イベント等、映画祭を華やかに盛り上げる店舗が集結
◇二子玉川ライズ ガレリア広場 〈カレリアステージ&ワークショップ〉
ダンスやピアノの演奏、楽器のワークショップなどのイベントスペース
◇玉川髙島屋西館1Fアレーナサロン〈キッズフリマ他〉
ARで不思議な体験ワークショップや、お金やモノの価値を実際に感じて学べる子供たちだけのフリーマーケットを開催。
◇二子玉川公園 〈各体験エリア〉
PUKAPUKAさんによる、日本中に笑顔と元気を届けたいという想いから、くまモンの熱気球が出現。
オリジナルロケットの打ち上げ体験、UFOディスクチャレンジ、木の実のキャンドルスタンド作り、プラネタリウムテントなども。
また、キッチンカーも出店しています。
◇ガレリア広場や中央広場 〈数々のアーティストによるパフォーマンス〉
<「キネコ国際映画祭」概要>
開催日程:2022年3月18日(金)~22日(火)
開催会場:iTSCOM STUDIO&HALL 二子玉川ライズ/109 シネマズ二子玉川/玉川高島屋S・C 西館1 階アレーナホール・アレーナサロン/二子玉川公園/Studio Couleurs/二子玉川ライズ 中央広場・ガレリア広場/シュクレペール
料 金:子ども(3~17 歳)1 プログラム:500 円/大人(18 歳以上)1 プログラム:1,000 円
詳 細:キネコ国際映画祭 公式Web サイト https://kineko.jp/
「キネコ国際映画祭」は年2回開催を予定されており、次回は2022年秋、第29回キネコ国際映画祭が開催される予定です。