天然木が紡ぐ、ブランドの哲学と美学

世界の時計愛好家を魅了し続ける、スイスのフルリエで創業した歴史ある高級時計ブランド「BOVET」（ボヴェ）の日本初出店となる東京・銀座の路面店。イタリアンウォールナットの個性豊かな木目を生かし、ブランドのバックグラウンドを顧客に伝えるインテリアを具現化しました。スイス製ショーケースに調和する家具を提案し、スイス本国の店舗に見られるディテールを取り入れながら、時計のラグジュアリー性とクオリティーを10坪の空間に表現しています。

背景

本国からは「イタリアンウォールナット」を使用したいというご要望を受けて店づくりがスタートしました。情報収集とスイスにおける空間デザイン、ブランディングを体感するためにジュネーブ本社を訪問し、課題や方向性を共有しながら質の高いデザインを具現化していきました。

アプローチ

リクエストのあったイタリアンウォールナットについては、国内で使用できるあらゆる材をリサーチし、選定。壁には特徴的な木目を最大限に生かしたデザインを提案しました。また、ライティングにこだわり、カウンターの奥と手前の照明を切り替え式とすることで、ラグジュアリーな商品をより際立たせる照明プランニングを採用しています。