海遊館 「サンゴショーウィンドウ」
Kaiyukan “Coral reef show window”水族館×ファッション×紙のマネキンが伝えるサステナブル
大阪にある世界最大級の水族館「海遊館」の、グレート・バリア・リーフのサンゴ礁の生態系を再現した水槽のリニューアルにともない、一時的に水を抜いた水槽で、海洋プラスチックなどを再利用したファッションアイテムを披露する「サンゴショーウィンドウ」(協賛:ECOALF、PORTRUNKS、Rideeco)が開催されました。水槽をショーウィンドウに見立てた同企画で、ファッションを見せるマネキンとして紙製マネキン「Kami」が選定され、マネキンの設置を彩ユニオンが担当。水は抜かれているとはいえ、深さ9mの水槽内に紙製マネキン「Kami」を設置する難易度の高いプロジェクトでしたが、海の環境にやさしいファッションアイテムの展示にオリジナルマネキンで貢献するという、意義深いプロジェクトとなりました。
背景
「海遊館」にとって開館以来初となる、大規模な水槽リニューアルに際して実施された特別企画「サンゴショーウィンドウ」の制作チームより、サステナブルなコンセプトからオリジナル開発した紙製マネキン「KAMI」が、海洋プラスチックごみや漁網などの素材をリサイクルしたファッションを展示する同プロジェクトにふさわしいとのことで依頼を受けました。
アプローチ
深さ 9mの大水槽へのマネキン設置は、私たちにとっても初の経験となりましたが、水槽内の環境を保持することと安全性を最優先し、息の合った施工チームによる丁寧な施工により実現することができました。
- 場所
大阪府大阪市
- 展示期間
2023年5月
- クライアント
株式会社 博報堂プロダクツ
- ソリューション
施工
- 導入プロダクト
Kami