大阪・関西万博 ポルトガルパビリオン/ポルトガルパビリオンのテーマ
「海 ― 青の対話」/インスタレーション
「TEXTILE LIVE – Draping with Sustainable Materials, made in Portugal」
Installation at the Portuguese Pavilion, Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan ポルトガルの伝統と革新を支える紙のマネキン
ポルトガル繊維衣料協会(ATP)が、大阪・関西万博のポルトガルパビリオンにて、同館のテーマ「海 – 青の対話」のもとに実施されたポルトガルの繊維産業の魅力を伝えるインスタレーション「TEXTILE LIVE – Draping with Sustainable Materials, made in Portugal」。同インスタレーションでの、ポルトガル製のサステナブルな繊維素材を使ったドレーピング作品づくりをライブ公開するパフォーマンスに、紙製マネキン「Kami」が採用されました。
背景
ポルトガル投資貿易振興庁からのお問い合わせがきっかけとなり、私たちが長年開発にあたってきた紙製マネキン「Kami」などのサステナブルデザインへの取り組みが評価され、実現へと至ったプロジェクトです。
アプローチ
ポルトガル製のサステナブルな繊維素材を使ったドレーピングをライブ公開するパフォーマンスでは、ピンワークの見せ方がポイントとなりました。当初に予定していたマネキンでは、スムーズなピンワークができなことが直前に判明し、別タイプの紙製マネキンを自社の物流インフラを駆使して搬送することで、完成度の高いパフォーマンスをお手伝いすることができました。国際的な大舞台である万博会場にKamiが採用されたことは、Kamiの開発チームにとっても、持続可能な社会の実現を目指すというアプローチが間違っていなかったことを再確認する貴重な機会となりました。
- 場所
大阪市此花区
- 展示期間
2025年6月
- クライアント
ポルトガル繊維衣料協会(ATP)
- ソリューション
施工
- 導入プロダクト
Kami MQとトルソー