PROTECA 東京ミッドタウン八重洲店
PROTECA TOKYO MIDTOWN Yaesu枯山水をテーマにした和のたたずまい
Made in Japan の高品質・高機能で知られるラゲージブランド「プロテカ」のストアデザイン。日本ならではの美意識を表現するため、“枯山水”をテーマに、伝統的なフォルムを現代的に解釈しながらデザインした空間です。モノトーンを基調としたミニマルなデザインの中に曲線を織り交ぜることで独特のリズムをつくり出し、上質なトラベルブランドにふさわしい空間を創出しました。
背景
「おもてなし」の心、「見立ての文化」、「侘び寂び」といったキーワードを、どのように空間として成立させるかという課題に対し、日本の伝統的なマテリアルや墨を用いたカラーリング、石庭や丸窓など和の意匠をモチーフにしたディテールなど、一つひとつの要素を積み重ねることで、現代の店舗としてまとめていきました。この東京ミッドタウン八重洲店のほか、東京の日比谷店と大阪のヒルトンプラザ店もご依頼いただき、同じコンセプトに基づいたストアデザインと施工を手掛けています。
アプローチ
ブランドの個性を表現するため、繊細なテクスチャーにこだわり、素材選びに時間を掛けました。マットな左官仕上げの壁面や、光沢のあるプロダクトに着想を得て採用したツヤ感のあるタイルなど、さまざまな素材を対比的に組み合わせることで、オリジナルの表現を試みています。照明計画においても、ステージは店舗の象徴としてスポットライトで照らし、壁面什器では間接照明を採用するなど、コントラストのある光が商品を際立たせる空間を実現しました。
- 場所
東京都中央区
- 開業期間
2025年3月〜
- クライアント
エース株式会社
- ソリューション
企画・施工・デザイン
- 導入プロダクト
なし




